１－１　企業と会計

現代の企業は多種多様な利害関係者(ステークホルダー)との中で経済活動を行っています。

仮に製造業では

材料の調達→生産→販売

という経済活動が中心となる経済活動であるが、株主に配当をしたり、国に税金を納めたりなどの付随する活動も経済活動に含まれる。下記に簡単にまとめてみました。

企業は上記のような繋がりをもち、会計の期間を区切り、その一定期間での経営成績と、一時点の財政状態が決定される。

ただ、上記のような、経済活動のみではなく、企業を取り巻く環境に生起する多くの経済事象も企業の経営成績や財政状態に影響している。

例）材料の価格変動、金利の変動、税率の変更 etc…

会計は企業の経済活動と企業の周りで起こる経済事象の結果を主として、貨幣額で測定し、伝達する行為のことである。

「経営成績」と「財政状態」

会計はこの２つを企業内部または外部に伝達する仕組みだということですね。

世の中のたくさんの企業がありますが、会計は全ての企業に必要なものとなります。

会計の重要性を理解できれば勉強も頑張れるかもしれません。無理せず地道に適当にやっていきましょう。